各科目について

特徴1  歯の形態を学びます。マネキンでも沢山練習します

歯科の基礎は、歯の形態を良く知っている事。これに尽きると考えています。よって、歯冠彫刻や粘土での造形、デッサンを重視しています。

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特徴2  マイクロスコープでの診療が標準です

小机歯科医院は、10台の全てのユニットに、マイクロスコープが装備されています。

マイクロスコープによる治療は大変そうに感じると思います。しかし、使える様になれば、歯科治療を、体に良い姿勢で楽に出来るようになります。小机歯科で採用しているドイツツァイス社のマイクロスコープの接眼レンズは常に床面に平行であるモラー機能(特許)が搭載されていますので、ポジショニングは非常に簡単になります。よって、他社のマイクロを使うときの様な、何時の位置に座るというようなポジショニングを意識する必要がありません。

小机歯科の経営母体の医療法人社団敬友会では令和5年現在、27台のツァイスのマイクロスコープが稼働しています。

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特徴3  実際の患者さん実習を重視します

見学だけの研修ですと実際には手が動くようにはなりません。当院の研修は、充分なマネキンでの練習の後に試験を行います。そして、実際の患者さんでの治療も行って頂きます。尚、治療は全て録画いたしますので、それを見ながら指導医がアドバイスを与えます。

特徴4  予後の良い根管治療を学べます

根管治療を学べます。当院の特徴は全国から根管治療を受けに来る患者さんが非常に多い事です。主訴の4割程度は、根管治療の主訴を持っています。それは、当院で行っているケースルクト法による根管治療の予後が良いからです。抜歯と宣告された歯でも歯根破折や残存歯質が少ない場合は仕方がないですが、そうで無い場合はかなりの確率で保存させるような治療をして参ります。簡単に言うとケースルクト法は、根尖孔をきっちりと閉鎖できる最小限に根管内を削る方法です。根管充填法は当然、垂直加圧根充法です。大学での実習や病院での臨床実習で側方加圧根充法に疑問を持っている学生の方は是非とも当院に研修に来てください。治る根管治療が学べます。

逆に、側方加圧根充で十分だと考えている学生さんの研修への応募はご遠慮ください。

小机歯科の根管治療 ケースルクト法の症例へのリンク

ケースルクト法単独のHPはこちら

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歯内療法学会でも発表をしてあります。トンデモナイ方法ではありません。

特徴5  デジタル歯科診療やDXを学べます

デジタルデンティストリーを学べます。当院では40年前と同じ、形成してアルギン酸と寒天で印象を採って修復物を作る様な旧態依然の様な事は極力しません。今や光学印象をして、ミリングマシンで冠を削り出して作成する時代です。しかも、精度はロストワックス法より遥かに高いのです。それは年々進歩しています。5年前のソフトウエアでは考えられなかった様な精度が直近のソフトウエアでは達成されています。当院では再診のソフトウエアを導入し診療に当たっています。

又、レントゲンはほぼ、全てのユニットの傍にあるテーブル上のパソコンで見るように接続してあります。10台のユニット全てでこの様な接続をしてある歯科医院は稀な様です。データなくして診療はできないからです。

そして、治療計画等に関しても、ワード等は使いません。某社が提供するクラウド型の無料のプラットフォームを全スタッフが使っております。よって資料は、ほぼ全てネットでの共有設定で済みます。又、USBメモリーによる資料の持ち出しも行っておりません。つまりデジタルトランスフォーメーション(DX)がかなり浸透した歯科医院です。研修記録に対しても、紙媒体での提出ではなく、スマホで打ち込める内容にしてあります。

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セレックシステム、からイーマックス、ジルコニアも院内で作成できます。技工士さんからも教われます。

特徴6  本当の小児歯科を学べます

小児歯科を学べます。小児のレジン充填は全てラバーダムを装着して行います。なぜならば、それはDとEの間の軟化象牙質を取り残さない為だからです。この部分の軟化象牙質を取り残すと、直ぐにレジンは外れてあっと言う間に二次う蝕になってしまうからです。この様に小児には小児の診療の仕方があります。乳歯冠も保隙の意味では必須です。又、小児は心理学的なアプローチも必要になってきます。協力型施設(Ⅰ)の都筑キッズデンタルランドはその名前の通り、小児歯科専門の診療所です。ここで小児歯科を専門的に3か月間、学べます。

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特徴7  矯正、インプラントも学べます

小机歯科では、勤務医すべてが、矯正治療やインプラントを行える様な体制になっています。よって研修医の方にもそれらの技術の一端をお伝えする事ができます。特に、矯正歯科の技術はこれからの歯科医師には必須です。専門医だけが行う治療ではありません。逆に、一般臨床を知らない専門医が行う事は危険だと考えています。

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特徴8  総合病院の口腔外科での研修があります

総合病院での口腔外科で学ぶことは非常に意義が高いです。それは全身管理の事や、他科の医師との連携をどう進めるかを学ぶことが出来るからです。横浜労災病院は、小机歯科と同じ小机町にある、横浜市北部の中核病院であり38もの診療科があります。研修は1か月ですが、この様な病院で働く機会が有る事は将来、かなりの財産になると思えます。

特徴9  地域包括ケア、多職種連携が学べます

時代は、治療型の歯科医院から、治療・管理・連携型の歯科医院が求められています。その中核が地域包括ケア。当院では、訪問歯科に力を入れると共に、地域病院とも強いパイプを築いております。研修では訪問歯科や多職種連携を学べます。

特徴10 経営スタイルを実感できると思います

歯科医院は健全な経営が出来ていないと、設備も買えずに、旧態依然の診療を続ける事になります。当院の経営は非常に健全です。しかもコンプライアンスは最重視しています。歯科医師は歯科医師としての仕事。歯科衛生士は歯科衛生士の仕事と言う事を非常に重視しています。つまり、歯科医師は歯科医師しか許されない診療に従事すると共に、歯科衛生士をミニ歯科医師として従事させるような事はしておりません。この様な経営スタイルは実感してもらう意外には無いと思います。

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